フジトラベルスタッフおすすめ旅コラム
【女性にもおすすめ】
旅の目的は“ちょっと気分転換”。だけど、思ってた以上に心を動かされた上海の街並みや、女性目線で感じたことを、素直に綴ってみました。
7/3から再開した松山⇔上海!早速行ってきました!
【1】ヨーロッパの風も感じる、上品な上海の街角
正直なところ、出発前は「大都市だし、人も多くて、ちょっと雑多な雰囲気なのかな」と勝手に思っていたんです。
でも、それはまったくの思い違いでした。
空港から市内へ向かう道中から、まず驚かされたのは街の清潔さ。道路脇には整然とした街路樹が植えられ、
花壇の花も丁寧に手入れされていて、どこかヨーロッパの都市を思わせるような上品さがありました。
大都市のはずなのに、ゴミひとつ落ちていないんです。
人のマナーもよく、歩いてとても心地よく感じました。
【2】静寂と現代が溶け合う、豫園でのひととき
滞在中、ぜひ訪れてみたかった場所が「豫園(よえん)」です。ここは昔の中国庭園がそのまま残された、歴史的にも有名な名所。
実際に足を運んでみると、その期待以上の美しさに息をのみました。細やかな装飾が施された建物や、池に浮かぶ錦鯉、ゆるやかに曲がる回廊。
まるで時代をさかのぼったかのような気分になります。
でもふと視線を上げると、その向こうにはガラス張りの近代的な高層ビルが立ち並んでいて――
この「伝統と現代」の不思議なコントラストが、なんとも言えず印象的でした。
写真を撮ると、そのギャップがより際立ち、どこを切り取っても絵になる風景ばかり。
こういう体験って、なかなかできないと思います。
【3】近代都市の喧騒を離れて、水郷・朱家角を歩く
もうひとつ、今回の旅で心に残った場所があります。上海市内から少し足を延ばして訪れた**「朱家角鎮(しゅかかくちん)」**という古鎮です。
ここは“上海の水郷”とも呼ばれる小さな町で、まるで絵本の中の風景のような美しい運河沿いの街並みに、時がゆっくり流れていました。
石畳の路地を歩いていると、昔ながらの家屋や橋、そして手づくりのお菓子や民芸品を並べた店が並び、観光地とはいえどこか素朴であたたかい空気があります。
川辺のカフェに腰をおろし、静かに水面をゆく手こぎ舟を眺めながら飲んだお茶は、日々の忙しさをふっと忘れさせてくれるひとときでした。
上海の近代的な高層ビルとはまったく違う表情を見せる朱家角。その対比もまた、この旅をより味わい深いものにしてくれました。
【4】タクシー移動で楽々&安心
それから、今回とても助かったのがタクシーの便利さ。言葉の壁を少し心配していたのですが、行き先をスマートフォンで見せるだけでスムーズに対応してくれ、料金も良心的。
女性二人でも安心して利用できました。上海は他の交通もとても整備されていて、地下鉄も清潔でわかりやすく、移動に困ることはほとんどなかったです。
たった数日の旅でしたが、上海は「また来たい」と素直に思える場所でした。
美しさと活気、そして歴史と未来が同居する街、上海は松山から直行便で手軽に訪れることが出来ます。
【フライト情報】
・航空会社:中国東方航空
・往路:松山 → 上海(浦東)
運航日:木曜・日曜
出発:13:05 → 到着:14:10(現地時刻)
フライト時間:約1時間50分~2時間5分
・復路:上海(浦東) → 松山
運航日:木曜・日曜
出発:09:15 → 到着:12:10(現地時刻)