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海の道実証事業 世界初!水素で動く旅客船 ハイドロびんごでめぐる瀬戸内海クルーズ

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1.世界初!水素で動く旅客船「ハイドロびんご」とは?

 

 

ハイドロびんごは、世界初水素混焼エンジンを搭載し、旅客輸送を行うことができる安全基準を満たした船舶です。

化石燃料を使用した船舶と変わらない乗り心地やスピード感、そして従来船舶と遜色のない旅客定員を実現しています。

 

水素混焼エンジンってなに?

従来の軽油に加えて、水素を混ぜ合わせて燃焼させるエンジンのことです。これにより、環境によりやさしい航海に繋がるのです。

 

燃焼する際に二酸化炭素を出さず、究極のクリーンエネルギーともいわれる水素ですが、水素は軽くて密度が低い分、体積が大きいという難点があります。つまり、水素だけで船を走らせようとすると、巨大なタンクが必要になってしまいます。

そこを補うのが、混焼エンジンの技術です。

水素と軽油と一緒に燃やすことで、タンクが小さくて済み、広々とした乗客スペースの確保ができるようになります。

また、軽油だけでも航行可能なため、万が一水素がなくなったり、水素の供給ができない海域を航行する場合でも、運航を続けられるというメリットがあります。

 

水素エンジンを活用した海の脱炭素への挑戦をぜひご体験ください。

 

 

ハイドロびんご(Hydro BINGO)

船室及び構造:耐食アルミニウム合金製

全長×船幅×深さ:19.4m(LOA)×5.40m×1.75m

総トン数:19トン

主機関:水素軽油混焼エンジン HyPenta D13-1000

    連続最大出力 441kw(600PS)×2,300min-1×2基

速力:航海速力 23kt

最大搭載人員:82名(旅客80名、乗組員2名)

 

2.~準備中~4つの寄港地について

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