フジトラベルスタッフおすすめ旅コラム
Daily Life編集長 山崎 です。
フジトラベルサービス40周年記念としてはじまった、お客様の旅の思い出をシェアする「Share story」記念すべき第1回の特賞は「やりたい事リスト(P.Nマコさん)」です。
見事特賞に輝いたマコさんには、フジ商品券10,000円分と次回MYSTORYで利用可能な5,000円クーポンをプレゼントさせていただきます。
ご応募誠にありがとうございました。
【募集】旅のストーリーをシェアしませんか?MYSTORY40周年ソウル 旅記事 募集
※記事内の写真はイメージとなります。実際の写真ではございません。
※記事内の情報はツアー催行日(2024年8月現在)のものですので、参考にされる場合は必ず最新の情報をご確認ください。
旅のコンパスは「やりたい事リスト」
韓国へは2019年に旅行で訪れた。この時は毎年遊びに行きたいと思っていたが、新型コロナの流行によりそれは叶わなくなった。
今年になってやっと旅行に行きたいという気持ちに駆り立てられ、フジトラベルサービスのツアーMYSTORYに参加を決めた。
私たちはソウルへの想いを馳せながら「やりたい事リスト」を作った。
ミュージカルを観る!
旅がはじまった。12時20分仁川国際空港着のフライト。昼食のビビンバをいただきホテルに着いたのが17時。
まずはやりたい事その一、ミュージカルを見る。どうやら大学路で観えるらしい。
地下鉄で利用できるT-moneyにW10,000チャージして、泊まっている「ホテル国都」から乙支路4街駅は、徒歩1分。
5号線に乗り東大門歴史文化公園で今度は、4号線に乗り換えて420番恵化駅2番出口へ。
地下鉄は路線ごとに色分けされていて、駅に番号が付いているので、その番号を目指して行くと分かりやすい。
チケットボックスでこれから上演する情報がパネルで出ているが、全て韓国語。
翻訳アプリで読んで見るのだが、困ったことに、どんな話か全くわからない。
事前に下調べしていた「キム・ジョンウク探し」の立てかけてあるポスターを取って、身振り手振りで販売員に想いを伝える。
20時から、2名、W36,000と。
私たちのような観光客も多いのかもしれない。係員は優しく対応してくれた。
なんとか購入することが出来た。
19時に入場チケットと交換が必要な為、それまでの間に近くのお店で夜ご飯を。
プルコギと卵焼きを注文する。本場の豚肉炒めは辛かったけど、エゴマの葉に巻いて食べれば風味と共に美味しくいただけた。
19時にチケット交換しても、30分までは中に入れないので、近くをぶらぶら。
歩くだけで何カ所も小劇場がある若者の街。ソウル大学もあるからか、かわいいグッズが沢山売ってあった。
時間になったので中に入ったら、ポスターは3人の役者。
指定席は前から4列の11(ほぼ正面)左右には英語、日本語の訳がモニターから出ていて一緒に楽しむ事ができた。
映画版の「キム・ジョンウク探し」はコン・ユが2010年に演じている。
実は、旅行の2日前に観ていた。「初恋の人探しを職業にしている人と依頼人が一緒に人探しをしている内に恋に落ちる」という話。
一人の役者が何十人もの役をこなしていて、途中からはその役者が登場するだけで笑ってしまうほど、芸達者だった。
ミュージカル俳優の歌の素晴らしさも堪能できた。このミュージカルはロングセラーで色々な俳優が演じているので、他の俳優の時にもまた観てみたい。旅先で芸術に触れる。素晴らしい夜になった。
2日目はオプショナルツアー「ソウルのおしゃれスポット巡り」に参加をした。
5カ所程をバスで案内してくれるので、効率よくおしゃれスポットを回る事ができた。
ツアーは17時までだったので、夕方からはリストに戻る。
漢江クルーズに乗る!
やりたい事、その二、漢江の遊覧船
2号線で市庁へ、そこから1号線でソウル駅。9号線に乗り換えて孔徳、そこから5号線汝矣島を目指す。
(後で分かった事だが漢江の遊覧船の乗り場には一駅前の汝矣ナルが近かった。)
駅に着いたら右に行ったらいいのか、左に行ったらいいのか、方向がわからなくなった。
友人が、親子で買い物をしているおばあさんに「どっちに行けば漢江公園ですか」と聞いてくれた。
「こっちの方」(向かっている方向で合っていた)と日本語で答えてくれた。
さらに「このくらいの歳の人はみんな日本語が出来るからまた分からなかったら聞いてみたらいい」って親切に教えてくれた。
安心して歩いて行くと海が見えた。船の方に近寄って行くとチケット売り場があった。乗船するのに用紙に何か書かないといけないようだ。スマホアプリを用紙に当てると韓国語を日本語に翻訳してくれた。船に乗るからか名前、国、電話など記入が必要。今から乗れるのは19時からのムーンライトミュージッククルーズ。18時45分の手続き完了、割とギリギリ。
漢江公園を出発する頃は辺りがまだ明るかったが、大橋に着く頃にはとっぷり日が暮れていた。
1.2㎞ある盤浦大橋から20m下の漢江めがけて放水が始まると歓声があがった。レインボーカラーの噴水は20分間。
ロマンチックな気持ちに浸っていると、キーボードとバイオリンの生演奏が始まった。聞き覚えのある曲を次々と披露してくれたが、ラストのマイウェイは今の気持ちを投影してくれるほど染み渡った。
急遽、KTXで水原へ
3日目のオプショナルツアーは台風9号が来ているのでまさかの中止。
大雨だったら地下か大型ショッピングセンターに行くか…と検討しながら、朝の気分で決めようと寝た。
朝になったら、思いの外晴れていたので、友人は訪れたことがある場所だが、「水原」に行ってみないかと提案してくれた。
私はもちろん。世界遺産華城は行ってみたい場所のひとつだ。
ソウル駅からKTX(韓国高速鉄道)で30分。愛媛には新幹線がないので、珍しく、うれしかった。
ソウル駅には日本語が話せるスタッフがいたので、10時12分のチケットW8,400で購入できた。水原駅に着いたら次はどこ?案内スタッフに聞くと外に出て左のバス停11番に乗ればいいって教えてくれたので、その通りに乗ってみた。…が何駅で降りるのか聞いてなかってバタバタしていたら、それらしき門が見えたのでとりあえず下車。そこは華城行宮。(帰りに分かったのだが、華城まで2駅歩いていたようだ)
水原華城を目指し、城壁に沿って延々と歩いた。くじけそうになった頃開けた所が現れた、東将台(練武台)だ。ドラマ「イサン」で観たことがあった。下に降りたら国弓体験が出来た。実は高校の時に弓道をしていたこともあり、参加してみることに。小さな弓を素手で弦を引いて斜に弓を傾けて射つスタイルに戸惑いながらも射ってみる。
1本目は的より遙か遠くに飛んでいった、2本目は下へ、3本目でやっと当たった。10本射ってW2,000は安い!と思ったら、自分で矢取りをして、矢の先をバケツで洗って元のところに戻すという「セルフ」スタイルだった。
スタッフの人に日本の弓道をしていた?って気付かれてしまった。
旅の締めくくりは東大門
やりたい事その三、東大門のショッピングと夜ご飯。東大門歴史文化公園駅の東大門デザインプラザは美しい曲線になっていて、目印になる。東大門もデザインプラザから見えるくらい近い所にあった。
テレビで飲み歩きロケをしていた「陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ」を探していたら、テレビロケ風景をちゃっかりパネルにして展示してあった。鶏丸ごと煮込んだ鍋をからし酢醤油でいただく料理。鶏を食べやすいサイズにカットしてくれて、酢醤油の作り方もわからなかったら、作ってくれた。鶏がプリップリでマッコリと一緒にいただく料理は絶品。旅の締めにふさわしい、最高のひとときであった。
今回中止になったオプショナルツアーや、焼き肉を食べれなかった事…
まだミッションが残っているので、また韓国旅行に行きたいと思ってしまう。
投稿者 ペンネーム / マコ さん
編集後記
リストをつくるワクワク感、それをこなしていく達成感。思いがけず親切にされた体験。
もちろん、うまく行かなかったことも含め、マコさんのSTORYに感情移入してしまいました。
(個人的に水原での国弓体験で弓道経験者とバレてしまったところ、大好きです)
このやりたい事リストは、(きっと・・・)これからも、マコさんの中で更新されていくのだと思います。
改めて、やっぱり「旅」っていいですね。
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