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2018.09.066CDA94A8-B827-4BED-B12F-AB97017C99FE

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重要なお知らせ

fujitravelmagazine

二日目お昼は九島にある「島の思い出ピアノ」さんにて。
目指せ「ユニバーサルレストラン」
お年寄りから子どもさん、
車いすをご利用の方も、
様々な人が集まって食事ができる場所です。

元が音楽室ということもあり、
壁には音楽家の肖像があるなど、名残も残っています。

そんなお部屋に入るとずらーっと並んだ机の上には美味しそうなランチ。
学校でご飯を食べるなんて、給食見たい！とテンションがあがる大人たち。
それにひきかえ、何が珍しいのかな～と、割と普通な子供たち。
そりゃぁ。子供たちは学校でご飯を食べるのが日常ですものね（笑）
そんな感動するポイントの違いを楽しめるのも、親子旅の良さだなと思います。

まずは店主のごあいさつとメニュー紹介。
お料理はこの日は宇和島鯛めしと
地元で採れたあおさのお吸い物やゴーヤの炒め物など。
ひとつひとつについて産地と調理方法を説明してくださってとても好印象。
素材一つ一つを選ぶことにも手を抜いていらっしゃらない、その真摯な向き合い方に感動しました。

宇和島鯛めしは、元は漁師飯がルーツとも。もちろんその主役はおいしい鯛なのですが。
そこはさすがさすが宇和島、新鮮で甘味のある美味しい鯛めしがいただけました。
こういう時に地のものがきちんとある、って観光地として強いんだなぁと思います。
そしてその強みをちゃんと知っていて、時には探して、形にして、こうやって提供してくださる方々がいて、その場所に巡り会わせてくださることも旅行業界の一つの大きな循環なのだと思います。

今回、たくさんの出会いと感動に立ち会ってキラキラワクワクするクルーたちを見ていて。
本で読んだりweb でクリックするだけではない何かを学べた気がしています。

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- 三つの島の秘宝と天空の大地
- 宇和島の離島一泊二日の旅

段畑を時間いっぱい楽しんで
めいめいに下ってからはふもとのだんだん茶屋へ。
ここではスタッフさんたちがおいしいポテトチップスとお饅頭を作って歓迎してくれました。
遊子の段畑で取れた馬鈴薯といえば希少価値が高く大人気。
それを一番美味しく食べてもらえるように、と
この日のために特別メニューを振る舞ってくださいました。
子供クルーが代表してお礼といただきます🎵の音頭を取ってくれて。
みんなで美味しくいただきました。
味はもう、食べているときの子供クルーたちの表情からわかると思いますが、
ポテトチップスはパリッとしていて、軽い食感で、ジャガイモの風味が絶妙に美味しい。
お世辞抜きで今までに食べたポテトチップスで一番美味しかったです。
子供に大人気でおかわりを求めてみんな笑顔で争奪戦を繰り広げていました。
お饅頭も疲れた体に優しい甘味とほくほくした食感がたまりませんでした。

だんだん茶屋の中にはかつての規模が大きかった頃の段畑の様子を模した制作物がありました。
いまの段畑ですらすごい！と思っていましたが。
この頃はそれこそ段違いだったのですね。
時代の流れとともに失われてしまったものがあったからこそ、こうやって大事に保存して繋いでいこうと思うんだろうな、と。
その情熱の深さをまた垣間見た気がします。

自分自身も、今だけを見て視野が狭くなってないかな、と。自戒やノスタルジーも感じつつ、パチリと撮らせてもらいました。
ぜひ、現地に行かれたらその目でお確かめくださいね。

最後は皆さんと記念写真！
愛媛ではありがとうのことをだんだん、と言う地域もあります。
だんだん茶屋のだんだんは、段畑とありがとうの意味があるのかな。
とってもあったかくて、居心地の良い場所です。
だんだん茶屋の皆様、本当にありがとうございました。

帰りはまたチャーター船へ。
初日は怖がっていた子供クルーもスイスイ乗船。
誰に言われずとも自分で救命胴衣をつける様なんて、頼もしく見えました。
子供クルー同士もすっかり仲良くなって
もうみんなすっかり兄弟姉妹のよう。
みんな心なしか自信もついて堂々としているようにも思えてきて。
旅は子供を成長させる、そんなことをあらためて実感しました。

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！再投稿！
段畑に来るまでの朝からのお話
順序が逆になってすみません💦
次の話は一つ前につながってます。
(一度見た人再度ごめんなさい)

二日目は遊子水荷浦の段畑へ
朝はホテルの1F にて和朝食をいただいてから出発です。
目の前で焼けて行くベーコンエッグと、ぎっしり詰まった小鉢、種類豊富なドリンクで朝から大満足でした。
子供クルーたちも笑顔で食事を楽しんでいましたよ。

何度目かのチャーター船。
みんな慣れたものでささっと乗り込みます。
海をわたって、見えてきたのは
遠目には大きな要塞のようにも見える段畑。
海からみる景色はチャーター船で来たからこそ味わえるものですね。

そうそう、よくこういう段積みの畑のことを「段々畑」と呼ぶと思うのですが。
ここ遊子水荷浦では「段畑」と呼ぶそうですよ。
着いた先で、段畑を守ろう会の方から段畑についての説明をいただきました。
語りかけ方も、そのストーリーも。
すごく引き込まれるものがあって。
みんな熱心に耳を傾けていました。
江戸の終わり頃に始まった段畑は漁業の不振や戦後の食糧難を経て一時は30ha を超えるほどの大規模なものとなっていたそう。
その後、急速な縮小を経て2ha ほどにまでになったそうなのですが。
その後この歴史と、景観を保存せねば、と地元の方が保存会を立ち上げ今に至るそうです。
その時、そうやって、思い立った方がいたからこそ今に繋がっているものがあると思えば。
後世へ繋ぐことの大事さをより感じ
その努力と情熱に感動しました。

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- 三つの島の秘宝と天空の大地 - 宇和

- 三つの島の秘宝と天空の大地
- 宇和島の離島一泊二日の旅

石垣を間近で見上げて
その急傾斜に圧倒されるクルーたち。
子供はもちろん、大人もみんな
迫力と、これから登る道のりへのプレッシャーを感じていたようです。

道がきっちり整備されていますので
景色が美しく、楽しんで登ることができます。

最初の方に登ったクルーたちが
一回り遅い私たちの組にはるか上から手を振ったり声をかけてきたり。
かと思えばゆっくり景色を見ながら登って段畑をじっくり、眺めたり写真を撮ったり。
いそいで競争して登るもよし
ゆっくり楽しみながらもよし。

みんなそれぞれの楽しみ方で、段畑を登っていました。

あらためて見上げれば目が眩むほどの急傾斜、見下ろせば足がすくむほどの急傾斜。
これを人力で作ったというのですから本当にすごい。
近くに寄って見てみるとわかるのですが、乾燥した土壌で出来ています。
ここを登ったり、石を積み上げて固定したりするのはどんだけの時間と労力がかかったことでしょう。

最後まで登ったところで一呼吸。
海と、空と、滑り落ちそうなほどの傾斜の石積みの畑。
高いところに居る少しの恐怖感と、圧倒的な開放感。くるくると空を回るトンビの姿も実に牧歌的でした。
最後は、実際に石積み体験をさせてもらいました。
実際の補修もなさっているという保存会の方々から実際のレクチャーを受けて
石を運んで、その形にあわせて積んでいきます。
これが、そばで先生の実技を見て想像していた以上に難しい。
なんとなく、この石ならいいかな？と、クルーたちも先生のところに石を運んでいくのですが
なかなかOK が出ない（笑）しかし先生たちの目には、ぴったりくる石がわかるらしく。
うまいことはめ込んでは、コンコンと押し込んで砂を埋めて重ねていきます。
気づけば元々あったきれいな石積みと変わりないくらいの、段畑の一部が完成していました。
これにはみんな拍手とため息でした。
保存会の方々はこういった補修作業を頻繁に重ねていて、このきれいな段畑を保持しているそうです。
いまは段畑の貸し出しもしているらしく、そう言った方々とも連携して保存活動を進めているそう。

「あんたらも、いっちょ畑、どーぜー？」
と声をかけてくださる、保存会の方々の表情の明るさに。

知らずみんな笑顔になりました。
また、この積んだ石の場所を見にきます！と宣言しているクルーも。
次の約束をして、次の場所へ。
そんな旅の良さをまた感じました。

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沖ノ島を後にして帰りの海渡り。
もうみんな船もすっかり慣れた様子。
朝はおっかなびっくり乗っていたのに、スイスイ乗っていく様子に頼もしさを覚えました。

各々お気に入りの場所から海を眺めて
思い思いに今日の旅の思い出を振り返っていたようでした。

夜は宇和島市内にある「がいや宇和島店」さんで懇親会。
広々とした座敷でこどもと大人に別れてコースメニューをいただきましたよ。
愛媛、宇和島と言えば有名な「じゃこてん」をはじめ
地元の食材を活かしたしゃぶしゃぶ鍋や唐揚げ、鰹節のかかったごはん、ゆずポン酢など。
メニューも豊富で味も抜群。
活気あふれる店内では、ご家族連れやお祝いごとの集まりなど。
たくさんの方が幸せそうに食事を楽しまれていらっしゃいました。

懇親会では
このツアーに参加したきっかけや
子育てに対しての熱い想いを聞くことができ、とても有意義な時間でした。
やっぱりみんな子供と思い出づくりの旅をしてみたいんですね。
こういう生の声をお聞きするまたとない機会となりました！

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愛媛県宇和島
沖ノ島

日振島を後にして、
向かったのは沖ノ島。
ここは日振島からほど近い離島、そして無人島です。

一目みて
全部が把握できるくらいの大きさ。
10分かからず歩き終わってしまうくらい、小さな小さな島でした。
ここは夏には天然記念物のハマユウが群生することでも有名です。

小さな船着場はすごくきれいで近代的。
日振島や、近隣の方々が定期的にきれいにしに来てくれているおかげかもしれません。
念願のハマユウは見頃をすぎていたようでほとんど見られず残念。
けれど一本、健気に咲いている花を見つけた時はクルーたちと大喜びしました。

子供たちは意気揚々と島探検。
自然が作ったゴツゴツした奇岩たちの上を渡ってみたり、
砂の中から貝殻を拾ってみたり、トンネルを見つけてくぐってみたり。
手付かずの自然の中だからこそ湧いてくる探究心のおかげかな。
最後の行程で疲れているだろうに、みんなすごくエネルギッシュ！！
こんな笑顔溢れる旅に同行できて私も嬉しい限りでした。

そうそう
いろいろとみて回ってる途中。
奇岩の一部で「ハート」の模様があるのをクルーが発見♪
これはいいことありそうだね〜と、ピノコちゃんに指ハートしてもらって納めてきました。
なかなかいくのは難しい無人島ではありますが。
いつか行かれることがあったら、ぜひこの小さな小さなハートを探してみてくださいね。
いつかわたしもこの島でゆれるハマユウの群生をみられたら、いいなぁ。

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お昼からは
地元の子供たちと交流

子供たちとはすぐに打ち解けて、島のあちこちを案内してくれました。

きれいなビーチやトンネル、海辺の堤防、海の家や、山の花々。
あと、山の上の方のトンネルもきれいなんだよ、と。
時間が限られていることがとても残念に思うほど。
短い時間で濃密に遊ぶ子供たち。

島の子供たちはとっても物知りで生き物や植物についても思慮深く接していて親御さんから日頃から教えられているんだな、と思わされます。
かと思えば、私たち大人に対しても物おじしない、瑞々しさとエネルギッシュさがあって圧倒されっぱなしでした。

時間が経つのはあっという間。
日振島を離れる時が来て。

船までみんな見送りにきてくれました。
とっても名残惜しくて
クルー一同ずっと手を振ってました。

一夏の思い出、ってよく言いますけれど。
子供たちにとって大きな大きな出会いと冒険の一日だったのではと。

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愛媛県宇和島
日振島でところてんづくり

地元で取れる「テングサ」を使った「ところてん」づくり体験です。
ところてん、名前は聞いたことあるし食べたこともありますが。
どうやって作られているのかは実は私も知りませんでした。

まずテングサをよく洗って干しておいたものを、またさらに洗って洗って絞ります。
それから煮出して、
酢を入れて混ぜ混ぜ...�
一定の時間が経ったらざるに濾して
バットにあけて
きれいな仕上がりになるように
表面の気泡をつぶしていきます。

こどもクルーたちは大人の助けを借りながら
みんな目をキラッキラ輝かせながら取り組んでいましたよ。�
作業が一通り終わると冷蔵庫からあらかじめ作ってくださっていたところてんが登場！！

大人たちからは口々に「3分クッキングみたい！」との叫びが聞かれる、謎の盛り上がりを見せた場面でした（笑）

バットから切り出したところてんを器具に入れて
ぐいーっと押し出すと
よくみるところてんの出来上がり！
「知っていた」と「やってみた」が結びつく瞬間！快感でした。

日振島では出汁とネギで食べるのがポピュラーとのこと。
私もいただきましたが、さっぱりつるっと食べられて美味しかったです。

�途中、体験待ち時間には日振島のことや地元のこどもたちの話もたくさん聞かせてくれました。
お部屋のホワイトボードには日振島の子供たちが描いたであろう落書きなんかもあって
ここに生きる人たちの息吹や笑い声を肌で感じたような気がしました。��

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にっぽん丸チャータークルーズ壱岐
マガジンスタッフも同行しておりました。
天候に恵まれ素晴らしい船旅となりました。
ご参加いただきましたお客様には
心より御礼申しあげます。

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